【記事連載】プロシージャルフロー×UE5で挑む映像制作 第9回 ~プロジェクトの進捗と現状の課題をゲストと共にふり返る~

はじめに

本記事では、現在進行中のプロジェクトの進捗状況と、制作過程で直面している技術的・運用的な課題をゲストを交えて振り返る内容となっています。Unreal Engine のバージョンアップやワークフローの変更が主なテーマです。

現在の進捗状況

  • プロジェクトはおおよそ 70〜80% の完成度で、全体の大枠は固まってきている段階。
  • 初期は UE5.0 で制作を開始しましたが、バージョンアップに合わせて調整を重ね、ライティングや描画品質の変化に対応してきました。

技術的課題と対応の工夫

  • ライティングの仕様変化:Lumen や半透明マテリアルの挙動変化により、見た目が変わってしまうため再調整が必要に。
  • 見た目の統一性:シーンごとの明暗や構図の差を調整し、作品全体でルックが揃うよう工夫している。

ワークフロー・運用上の問題点

  • バージョンアップのたびに仕様差や互換性の問題が発生し、基準を設けないと手戻りが増える。
  • チーム内でのツールやアセットの共有が不十分で、ファイルバージョンの差異によるトラブルが課題となっている。

見た目の進化と美学的変化

  • Lumen の改善によって光の届き方や反射の質が向上し、奥行き感や質感のリアリティが増している。
  • 光と影の演出、カメラワーク、シーンごとの描画条件を工夫することで、映像表現としての完成度を高めている。

まとめ

  • プロジェクトは仕上げ段階に入りつつあり、技術的調整や運用改善が大きな焦点となっている。
  • 見た目の統一性とチーム共有の徹底が、最終的なクオリティと効率に直結する。
  • 技術と演出の両面をバランス良く取り入れることが完成度を高めるポイントとなる。

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プロシージャルフロー×UE5で挑む映像制作 第9回